恋愛に限らず、どんな人間関係においても話上手と呼ばれるタイプの人達は、一つの共通項があります。話上手というニュアンスからは意外なことなのですが、それが何かわかるでしょうか?それは相手の話を聞くということです。聞き上手は話し上手です。

 

この事実を初めて実感したときは衝撃でしたが、理屈を知ると納得の一言です。人間というのは、誰しも自分のことを分かってもらいたいと思っています。そのため、誰でも自分のことを話すがの好きですし、自分の話を聞いてくれる人が好きです。

 

『この人とは楽しく会話が出来る』

 

そんな人間に対しては誰もが好意を持ちます。男と女の間でも一緒です。女性のほうが話したがりなので、より自分の話を聞いてくれる人に対して好意を持ちやすいと言えます。

 

話を聞いてくれる人は好意もたれ、モテやすい

あなたの友達や知人で、この人と会話をすると楽しいという人はいませんか?もしいたら、その人のことを思い出してみてください。あなたのほうが話をしている時間が多いのではないでしょうか?

 

コミュニケーションのテクニックとして、営業の世界で有名な事実ですが、営業というのはお客さんに話をさせたら勝ちという鉄則があります。自分が話をしている時間よりも、お客さんが話をしている時間が多かったら、かなりの確率で成功します。

 

私の個人的な経験則としては3:7なのですが、会話をしている時間の7割を相手に話をさせたら、そのコミュニケーションは成功です。間違い無く、相手は自分に好意を持ってくれます。これは女性との会話でも一緒です。

 

プチ自慢になってしまいますが、私は女性から『話をしていて楽しい』と言われることが多々あり、そのせいか食事などに誘うと、喜んで応じてくれます。

 

でも、私は会話が決してうまいわけではありません。どちらかと言えば苦手です。面白いことも言えなければ、場を盛り上げるのもうまくはありません。ファッションとかグルメ、芸能といった女性が好きな話題も、どちらかと言えば興味がないほうです。

 

これは子供の頃からそうだったのですが、元々の性格がこんな感じなので自分から話すのは苦手です。そのため、相手が話をしてくれるとホッとします。それで結果的に、相手の話を聞く側に回ることが多かったのですが、そのせいか自然に聞き上手になっていて、それが逆に高評価につながりました。

 

聞き上手になれば、いつでも楽しい会話ができるようになる

この事実に気付いた後は、コミュニケーションのテクニックを磨いて、聞き役として会話を盛り上げるスキルを伸ばしました。相手の話から話題を広げるやりかたも覚えたので、一度会話が始まれば、途切れることなく話し続けられるようになりました。

 

相手主導なので、相手からすれば自分が話したいことを話せるので、そこも楽しいという評価になります。男で聞き上手というのは恋愛において大きな武器となります。

 

あまりにも聞くだけだと『この人は自分の意見を持っていない』、『頼りない(男らしくない)』と思われてしまうのでバランスが大切なのですが(昔、私はこれが原因で女性に振られたことが何度もあります)、そこさえ気をつければ完璧です。

 

そのあたりは、また別のページでお伝えしていきますが、相手の話を聞かずベラベラ話す男よりも、自分の話を聞いてくれる男のほうが女性からモテます。聞き上手であれば、ちょっとぐらい話し下手でも問題ありません。ぜひ、相手の話に耳を傾けることを意識してください。