お見合いパーティーや一人参加合コンサービスのに申し込む時には、どんなところに参加するかという選択=婚活の場選びが重要です。

 

こういったサービスは男性・女性ともに参加条件が設定されています。基本的には年齢で区分けされていますが、男性の場合、職業や収入が参加条件に盛り込まれていることもあります。

 

より細かい条件を設定するタイプの場合、趣味や身長、喫煙の有無といったことが条件になっていることもあります。(女性が男性に何を求めているのか、これでも分かります。)

 

理屈としては参加条件をクリアしていれば、どこでも申し込むことができます。そのなかで女性の参加条件をみて、自分の希望に合う人(たいてい、年齢だと思いますが)が参加しそうなところを選択するというのが基本的な流れです。

 

自分目線ではなく女性の気持ちを考慮して、婚活の場を選ぶ

ただし、成功確率を高めたいのであれば、女性から見た自分自身の価値を考慮して、婚活の場を選ぶべきです。

 

たとえば、参加条件が男性35~42歳、女性33~39歳というパーティー、男性30~37歳、女性29~34歳というパーティーがあったとします。あなたの年齢が37歳だとすれば、どちらでも参加できます。

 

若い女性が好きという人は、後者のパーティーに魅力を感じると思います。ただし、一般的な判断として、女性からみた男性としての価値が高く見えるのは前者のパーティーに参加したときです。

 

後者のパーティーの場合、あなたは年齢的に最高齢の部類に入ります。参加した女性の年齢が30歳ぐらいだったとしたら、正直オジサンです。年上の男性が好きという女性はいっぱいいますが、それにも限度がありますし、まして、周囲に2~3歳年上の男性がいるとなったら、そちらのほうに目が向くのが自然です。

 

要するに後者のパーティーでは、あなたの男としての魅力度が低くなるということです。これは、あなた自身の魅力というより、他の参加者との兼ね合いによるものです。

 

一方、後者のパーティーだと、あなたは若い部類に入ります。女性からみても、それほど年が離れていないので、年齢的にはピッタリの層に入ります。これは男性としての価値が高くなるということです。

 

これは、あくまでも年齢で考えただけの話です。人を判断する一つの要素に過ぎないのですが、重要なことは、こんなふうにして相手から自分がどう映るのか意識するということです。

自分の価値が高くなりそうな婚活の場を選ぶ

正直、男の場合、年齢はそれほど大きなハンディキャップにはならないと思いますが、これが収入や趣味といったことになると、かなり重要な要素になってきます。

 

たとえば、参加条件が年収500万円以上となっているパーティーの場合、当然それ以上の高収入男性が申し込むことになります。なかには年収800万、1000万といった人もいます。『俺の年収は550万だから大丈夫』と思って参加すると、参加者のなかでは低収入の部類だったということになりかねません。

 

男性の参加条件に収入が入る婚活の場に参加する女性は、男性の年収を意識しています。他の参加者より低い収入というのはハンディになります。

 

趣味もそうです。たとえば旅行好きの人のためのパーティーがあったとします。そういったところには本当に旅行好きな人が参加します。今までに数回旅行したことがあるといった程度の経験だと、話についていけない可能性があります。そうなると悪い印象を残して終わりなので、うまくいくわけもありません。

 

参加条件があるということは、女性がそういった男性を求めているということです。自分は女性の求めに見合うだけの男なのかどうか。その点を十分に考える必要があります。そのうえで、自分の価値が高くなるような婚活の場を選べば、成功する確率は高くなります。これは場選びの基本中の基本です。