気になる女性をみると緊張してしまい、上手くしゃべれなくなってしまう。こんな人って多いと思いますが、プレッシャーを感じると余計に失敗してしまいます。彼女を作る、婚活で成功するという目的を達成するうえでは大きな障害となります。緊張

 

出来れば避けたいものですが、そのためにはどうすればいいのでしょうか。

 

緊張が発生するメカニズム

あがることなく普通に女性と話せる男性も世の中にはたくさんいます。

 

緊張する人としない人の違いは何なのでしょうか?

 

両者の違いは自意識過剰であるかどうかです。緊張というのは自分に意識を向けているときに生まれるものです。

 

上手にやろう、良いところをみせてやろう、失敗しないようにしよう、恥をかかないようにしよう、はたまた、びびっているところをばれないようにしよう、相手からどんなふうに思われているのだろうか? つまらない男と思われていないだろうか?

 

こんなふうに自分のことばかり考えている時に、人間はひどく不安になります。これが緊張のメカニズムです。

 

自分ことが気になって気になって仕方がない状態とも言えます。従って、自分に対する意識を下げることが緊張をなくすことにつながります。

 

そのための方法ですが、大きく分けて三つあります。どれも私自身、実践して効果を実感したことです。それぞれ特徴がありますので、やりやすそうなものから試して頂ければと思います。

 

方法1:相手のことに意識を向ける

まずは、相手のことに意識を向けることです。

 

『この人は、どんな性格なのだろう?』、『この人は、今何を考えているのだろう?』と相手のことを考えたり、相手が話をしている時に『楽しそう』、『悲しそう』、『ちょっと慌てている感じ』と相手が心でどんなことを感じているか、相手の気持ちを感じ取ろうと意識します。

 

相手が話をしている時には、余計なことを考えず、じっと耳を傾けます。

 

最初からうまくは出来ないかもしれませんが、意識する対象を自分ではなく相手にすることで、ストレスを和らげることが出来ます。

 

方法2:自分を観察する

ちょっとややこしい言い方になりますが、自分で自分を観察します。

 

『私は今、神経質になっている。目の前の女性のことをカワイイ、なんとか仲良くなりたいと思っていて、でも、どうすればいいのか分からず焦っている。』と自分の状態を実況中継するような感じです。

 

こんなふうにしていると、自分の気持ちから一歩離れて、冷静な頭で見ることが出来るので、気持ちが落ちつきます。

 

自分を観察するというのは、慣れないうちは上手くいかないと思います。観察していたつもりがいつの間にか忘れていたなんてことになるはずです。でも、気付いた時に観察する癖をつけるだけでも、だいぶ違ってきます。

 

だんだん上手になってきて、そのうち自分を観察する自分が常に存在するようになります。そうなると、常に冷静さを保てるようになり、緊張とも無縁になります。

 

方法3:開き直る

これが最初は一番簡単な方法かもしれませんが、『失敗してもいいや』と開き直ると、不安を和らげることが出来ます。

 

上手くやろうと結果を意識すると、出来るかどうか考えるようになりますが、これは意識を自分に向けていることになるので、だんだんプレッシャーを感じるようになります。

 

一方、失敗してもいいやと思えば、自分に意識が向きにくくなるので、緊張もおこりません。とにかく、この場を楽しめればいいやぐらいの軽い気持ちで相手と接してみてください。

 

また、開き直りの別のパターンとして『あがっている』と相手に伝えるのもアリです。そうすると、気持ちがスーッと楽になります。無理に隠そうとするとかえってガチガチになるものです。正直に暴露しちゃいましょう。

 

緊張は真剣度の裏返し

最後に緊張するのは嫌なものですが、失敗を恐れるからこそ感じるものです。それは相手に対して真剣だからこそです。

 

どうでもいい相手だったら、失敗しようが嫌われようが、さっぱり気にならないはずです。仲良くなりたい、仲を深めたいと真剣だからこそプレッシャーを感じるわけです。

 

そんな自分の真剣さに気付いてあげるのも、緊張を和らげることにつながります。

 

緊張している自分に気がついたら、『こんなに真剣なんだね』と心のなかで、自分に声を掛けてあげてください。気持ちが楽になりますよ!