女性と話をするのが苦手、初対面の人だと、どうしても緊張してしまう。これは、婚活や恋愛においては致命的な欠点となるので、要修正なのですが、修正のしかたはタイプによって分かれます。人見知り

 

男性となら普通に話せるけど、女性相手だと緊張するというタイプ、初対面の人だと、男女問わず、緊張してしまい、まともに話をするのが無理というタイプです。

 

あなたは、どちらのタイプになるでしょうか?

 

初対面の男性と話をする時に緊張する人の心とは

 

後者のタイプは、いわゆる人見知りです。人間付き合いそのものが苦手というタイプですが、こういった人が、いきなり女性とスムーズに話そうとするのは大変です。

 

その前段階として、男性と普通に話が出来ることを目指すべきです。

 

理屈でいえば、人との話し方は、男女で違いがあるわけではありません。男が相手だと話せるけど、女となると途端に話せなくなるという人は、女性を特別視しているからこそなので、その意識をなくせば、スムーズに話が出来るようになります。

 

だから、男性との会話は問題ないという人は、案外、すぐに女性と自然に話が出来るようになります。

 

でも、男性ともうまく話せないということは、他人を過度に意識している証拠なので、ここを直さない限り、先に進めません。

 

ちょっと余談ですが、先日、お笑い番組アメトークで『女の子が苦手芸人』という企画がありました。女性が苦手な芸人が集まってトークするという内容ですが、登場している芸人さんをみると、人付き合いそのものが苦手という人が多かった気がします。

 

女性が苦手というより、人が苦手ということですね。人見知りを直すことが課題となります

 

人見知りの原因

 

実は私も昔は過度の人見知りでした。男と話をするのも苦手で、高校時代は殆ど誰とも話をすることが出来ず、友達も数人という状態。存在感のないタイプでした。(女の子相手になんて尚更です。)

 

原因は自意識過剰。自分がどう思われているのかとか、こんなことを言ったら嫌われるのではないかといった意識が強すぎて、素の自分を出せず、殻に閉じこもっている状態。こういう雰囲気って伝わるので、同級生との距離は縮まらないままでした。

 

ちなみに、この時、最も苦手だったのは下ネタや女の子の話。恥ずかしくて、とてもだけど口に出来なかったのですが、高校生にとっては一番盛り上がる話題で、話に乗ってこないのだからダメですよね。

 

その性格が治り始めたのは大学時代。バイト先で熱心に働いていたら、バイト仲間から信頼されて、気さくに話しかけてもらえるようになりました。それで安心して、少しずつですが、素の自分を出せるようになります。それで何かが起きるわけでもなく、『素を出しても大丈夫なんだ』という安心感を覚えました。

 

あとは、その繰り返しで、自分を出す度合いが少しずつ強くなり、それに比例して、素を出しても大丈夫という気持ちも強くなり、だんだん人見知りがなおってきました。それでも、男相手に、まともに話が出来るようになるにも1年以上かかったので、なかなかのリハビリでした。

 

この経験から言えることは、人見知りを直すには、自分を受け入れてもらえる仲間を作ること。そのためには、自分が熱中出来ることをみつけるのが一番です。

 

私のようにバイト(仕事)に熱中するというのもアリですし、趣味でもOKです。

 

仕事というのは非常にシンプルで、日頃から熱心に取り組んでいれば、周りから自然に評価されるようになります。

 

そういえば、初めて社会人になった時は、まだ女性に対する苦手意識があったので、誰とでも気さくに話せるということはなかったのですが、仕事ぶりを評価してもらったのか、強面でベテラン男性社員でもしょっちゅう怒られているような女性社員からも、普通に話しかけてもらい、しまいには先輩から彼女への連絡相手を任されるほどになりました。

 

仕事で評価されるというのは大きいです。

 

趣味については説明するまでもないですよね。同じ趣味を持つ人であれば、すぐに仲良くなれるので、人付き合いの経験を積むには、いい場です。

 

こうやって少しずつ、人と接する経験を積んでいけば、だんだん苦手意識がなくなってきます。

 

先ほども書いたように苦手意識というのは、特別視することから生まれるのですが、大抵のことって、実際に経験してみたら何でもなかったという結果になります。人付き合いなんて、典型的なパターンです。

 

本当に特別な人って、そうはいないので、接すれば『この人も普通だ』となります。こういった経験を重ねれば、人を特別視することがなくなるので、誰とでも自然に話せるようになります。

 

人見知りの人は、まず男性から

 

人見知りのメカニズムは男でも女でも一緒なので、理屈ではいきなり女性と仲良くなれるようになることも可能ですが、現実的には、まず男性相手に自然に話せるようになることを目指したほうがいいです。

 

なんだかんだいって、男は女を特別視するものなので、男すら特別視している人がいきなり接するのはハードルが高すぎです。

 

まずは男と普通に話せるようになって、そこから女性に挑んだほうがいいです。

 

テクニックは無視する

 

最後に1つだけ注意点です。世間一般的に人見知りを直すテクニックというものが存在します。初対面の人には、こんなことを質問してみようとか、話をこんなふうに広げてみようといったものですが、こういった方法論は気にしないほうがいいです。

 

こういったテクニックを実践しようとすると、かえって緊張して、会話がぎこちなくなります。

 

会話というのは、もっと柔軟なものですし、慣れてくれば、その場の状況に合わせて、わざわざ頭で考えなくても、話題が出てくるようになります。そのためにはリラックスすることが大切なので、緊張しないようになることを目指したほうがいいです。

 

その最良の方法が、趣味仲間のような、今の自分でも無理無く自然に会話出来る人を探して、そういった人との付き合いを増やすことです。

 

そうやって人と接する経験値が増えることで、人付き合いの許容範囲も広がってきますので、だんだん自分と違うタイプの人と話せるようになります。

 

ですから、人見知りを直したいのであれば、最初は自分が苦手な人とは無理に話をしないことです。仕事などで、どうしても接しなければいけない人に対しては、『うまく話せなくてもいい』と気にしないでください。

 

こういった人とは最低限必要なコミュニケーションを取っておけば十分です。そうやって、苦手意識なく話せる人との時間を増やして、そこで経験を積んでください。

 

無理なことはしない、出来ることからする。それが人見知りを直すための基本です。私もそうやって直してきました。自分に無理を強いることなく気楽にいきましょう。