数年前、プロのヒモに会ったことがあります。彼からは色々と面白い話が聞けたのですが、そのなかで婚活中の男にも肝に銘じておくべき内容もありました。

 

その前に補足するとヒモというのは女に貢がせて、それで生活している男です。プロというのは変な表現かもしれませんが、実情を聞くとプロと表現するのがピッタリの男です。なにせ、生活費どころの話ではなく、バリバリの金持ちを掴まえて贅沢三昧です。その男が貢がせた最高額のモノは2000万円以上のベンツ。現金で買わせたそうです。

 

これぐらいのことが出来る男ですから、当然女に不足することはありません。常に複数の女性を囲っていました。モテるなんて経験と無縁の私からすれば、羨ましいという気持ちすら起きない、別世界の人でした(;^_^

 

婚活中の男がプロのナンパ師から学ぶべき一つのこと

その人は女と知り合うキッカケとしてナンパもしていたので、どうすればうまくいくのかということを聞いたことがあります。どんな答えが返ってくるのかなと思いながら質問したのですが、答えは『そんなこと?』と、かなり意外なことでした。

 

それは『数多く声をかける』ということでした。

 

その人いわく、一流のナンパ師でも、100人に声をかけて成功するのは1~2人といったところだそうです。逆に言えば、100人に声をかければ間違っても1~2人は乗ってきてくれるので、いかに数をこなすかというのが勝負ということでした。

 

それで面白い話を聞いたのですが、ヒモとかナンパ師の世界でも上下関係があって、先輩は新人の面倒を見るという習慣があるそうです。それで、その人も何人も後輩を指導していたのですが、こういった世界に入ってくる人でも、次から次へと女性に声をかけるのは躊躇してしまうらしく、そこを乗り越えるのが最初のハードルということでした。

 

女に不自由していないような人でも、実は一般人と変わらず、ただ行動している量が違うだけという結論です。

 

婚活に成功したかったら、行動量を増やすこと

これは婚活や恋活でも同じことが言えます。そう簡単に女性と付き合えるわけがないのですが、うまくいかない人は1回や2回、合コンやパーティーに参加しただけで、どうにかなると思っています。

 

自分自身の好みもあれば、相手の好みもあるわけです。お互いに一致してとなると確率的には極めて希なことです。しかも合コンやパーティーというのは、初対面同士ですから、それが一度会っただけでうまくいくというのは、なかなか無いことです。

 

会社の同僚だったり、共通の友人がいて、何度か顔を合わせているうちに、少しずつ親密になっていってというのが、普通の恋のパターンです。

 

初対面で次の展開に持っていくというのは、元々ハードルの高い手段です。それをやろうとしているのですから、それなりに行動しなければ、うまくいくわけがありません。

 

そこで重要なのが行動を続けることです。何度失敗しても気にせず、うまくいくまで続けるぐらいの姿勢でいかなければダメです。そのためには、月1回は合コンに行くというふうに予め決めてしまうことです。

 

そうやって行動を習慣化することが婚活成功への第一歩です。