恋愛、結婚がしたいのに、どうしても相手が出来ない。そうなると、ナンパ本や恋愛テクニックなどに目がいきがちです。私も昔、その手の本を読みました。恋愛テクニック

 

私は、こてこてのナンパテクニック・恋愛テクニックは苦手で、心理学系の恋愛本を読みました。

 

内藤誼人さん織田隼人さんの本などは大好きでした。

 

元々、本好きでもあったので、こういった知識を得るというのは性に合っていたのですが、だからこそ実感したことは、この手の知識におぼれると逆効果ということです。

 

複数の恋愛テクニックを同時に実践するのは無理

これは試してみると一目瞭然なのですが、たとえば、人付き合いのテクニックとして、次のようなものがあるとします。

 

・常に笑顔で話す

・人の話にうなづきながら、相づちを打つ

・相手の目を見る

・『そうか、昨日、渋谷に遊びに行ったんだ』と相手の話を繰り返す

 

これは基本的なコミュニケーションのテクニックで、恋愛本でも女性相手の会話術として、紹介されることが多い技です。恋愛テクニックとしては王道といったところでしょうか。

 

一つ一つ自体は効果がありますし、慣れている人は無意識に全てを同時に実践しているものですが、ここで問題なのは、初めての人が、これらを一度にやろうとすると、頭がこんがらがってしまい、訳が分からなくなってしまうということです。

 

相手との会話中に、こんなことを意識していたら、話自体が出来ません。それでは逆効果です。

 

恋愛テクニックというのは、突き詰めればコミュニケーションに関するテクニックなので、おそらく、この手の本を読む人は、女性相手のコミュニケーションが苦手な人のはずです。

 

そういった人付き合いが苦手な人は、性格が真面目なので、本などで読んだことを素直に実践しようとしがちですが、正直、これはよろしくありません。こだわりすぎると、かえってうまくいきません。

 

恋愛テクニックは一つずつ

ただし、こういったテクニックは身につけておいたほうがプラスです。そこで、一度に一つずつ、実践することをオススメします。

 

『常に笑顔でいる』というテクニックを実践するのであれば、それだけを意識します。最初は意識しないと出来ませんが、1ヶ月・2ヶ月と実践していくと、自然に(無意識に)出来るようになっています。

 

そうしたら次のテクニックを実践するという形で進めていけば、一つずつ覚えていくことが出来ます。

 

そうやって、気がついたら、女性にモテルようになっているという理屈です。ポイントは一つずつ、じっくりです。慌てないことですね。

 

それから、テクニックを実践する時には、簡単そうなことから取り組むようにしましょう。『ちょっと、これは自分にはハードルが高い』といったことは、最初のうちは敬遠しておきましょう。

 

他のテクニックを使ってコミュニケーションがうまくなれば、女性と接する機会も増えて、経験値が積み上がります。

 

そうなると、それまで難しく感じたことも出来るようになります。 そうやって無理なく実行していくことがコツです。

 

恋愛・ナンパも真面目が一番です(笑)

テーマは恋愛・ナンパなのですが、結論的には、必要なテクニックを一つずつ身につけていきましょうという、スゴク真面目な話になってしまいました。(笑)

 

でも、ナンパのプロでも、実はこういった努力をしていたりします。以前、女性に何千万円もお金を出させてしまうプロのナンパ師と話をしたことがあるのですが、ナンパがうまくなるには、ひたすら量稽古ということを言っていました。

 

たとえば、プロでも100人に声をかえて落とせるのは数人らしく、とにかく声をかけるというのが基本だそうです。

 

でも、ナンパ師であっても、女性に断られるのは嫌なので、拒絶されるのを覚悟して声をかけるのは至難の業らしく、最初に特訓するのが、女性に声をかける練習ということでした。(結果的にプロになるような人も、はじめは出来ないみたいです。)

 

女性という言葉を取引先という言葉に置き換えたら、営業と一緒です。結局、真面目な努力なんだなと思いました。

 

そうなると、案外、女性が苦手という人でも、勉強好きであれば、幾らでもどうにでもなると思います。これは女性が苦手な人にとっては勇気づけられる事実だと思います。恋愛・ナンパテクニックも真面目に身につけましょう!!