このページは初対面の女性と、すぐに打ち解けられる会話術の続きとなります。

女性に質問をして、その回答に対して自己開示をして話を広げるというのは、初対面の女性との距離感を一瞬で縮めるための黄金パターンです。

 

オーソドックスな質問を投げかけて会話を始める

まずは『どこに住んでいるの?』、『仕事は何をしているの?』、『趣味は?』といった、誰に聞いてもおかしくない質問をします。質問のストックを数多く用意しておくと、場の雰囲気やその人に合った質問をすることが出来ます。

ちなみに、質問というのは会話のキッカケなので、そこから話を膨らませていくことが大切です。会話ベタな人というのは、次から次へと質問をしがちですが、これは会話がいっこうに盛り上がらない典型的なNGパターンです。こんな感じです。

『どこに住んでるの?』

『浅草です』

『仕事は何をしているの?』

『看護婦です』

『実家はどこなの?』

これだと会話をしているようで、全くコミュニケーションが取れていない状態です。面接のような感じになってしまい、お互いの距離が縮まることがありません。

理想的な流れというのは、一つの質問から話題をどんどん掘り下げていくことです。こんな感じです。

『仕事は何をしているの?』

『看護婦です』

『忙しくて大変なんじゃないの?』

『そうなんです。休みも不規則で・・・』

『あまり、遊びに出かけたりとかは出来なかったりする?』

『遠出はできないので映画を観たり、休みがあった友達とお茶したりするぐらいかも』

『映画は好きなの?』

『昔から、結構好きでよく観ています』

『俺も映画は好きで、最近●●を観たんだけど、面白かったよ』

こんなふうにして、会話のキャッチボールをしていきながら、話を広げていきます。ポイントは相手に質問をするばかりではなくて、途中で自分の話も入れることです。

特に『楽しかった』、『おもしろかった』、『悲しかった』という自分の感情を表現することで、相手との距離が近づきます。

逆にしてはいけないことは、相手を質問攻めにすることです。これだと相手は圧迫感を覚えて嫌になります。自己開示といって、自分のことを話すことは相手との距離感を縮めるうえで、とても重要です。

とは言っても、自分の話ばかりをして、相手に話をさせないのもダメなので、要バランスです。

このあたりは相手の雰囲気を感じながら調整するしかないのですが、理屈で言うと、自己開示をして自分のことを話すと、相手の女性も自分のことを話したがります。なので、ここで女性に話の主導権を委ねるようにすると、うまくいきます。

そして、女性が一通り話をして満足したら、また違う自己開示をして、話を広げるということを繰り返します。

自己開示は自分から

自己開示は相手との距離感を縮める格好の武器なのですが、覚えておかなければいけないことは、自己開示というのは、本来勇気がいるということです。

女性に当てはめて言えば、基本的には自分のことを話すことが好きな人が多いのですが、かと言って、初対面の男性に自分のことをベラベラ話すなんてことは出来ないものです。これは非常に勇気がいることです。

なので、女性から自己開示するというのは、通常の会話では無いと思ってください。でも本来は、そんな話をしたいわけです。

ここで男が自己開示すれば距離感が縮まるので、女性も自然に自己開示出来る雰囲気になります。

要は男であるあなたが自己開示するのは、女性が自分の話をしやすい雰囲気を整えてあげるためと思ってください。

なので、いつまでも相手に質問をするばかりで、自分のことを話さないのはダメですし、かと言って、女性が自分のことを話したい心境になっているのに、それを遮って自分のことばかり話すのもダメです。

女性には話したい話題がある。でも、その話題を口にするには、場の雰囲気を整えっていなければいけない。その雰囲気作りをするのが男の役目。こんな意識で初対面の女性と接すると、うまく会話がリードできるはずです。

会話で女性をリードするコツ

難しそうに思えるかもしれませんが、コツを掴めば簡単です。まずは質問をしてみる。女性からの返答に対して、自己開示をして話を広げる。そうすると、女性も何かしら話をしてくることが多いので、聞き役になってキチンと聞く。

まずは、こんな感じでやってみるといいでしょう。もちろん、全ての会話が思惑通りに進むとは限らないので、そこは臨機応変の対応力が求められますが、それは経験から身につけるしかないので、まずは、こんな感じでトライしてみてください。