自分自身が結婚や恋愛に興味を持つようになると、自然にそういった人と知り合う機会が多くなります。恋愛や結婚に関する話も耳に飛び込んでくるようになりますが、そんなかでふと感じたことがあります。それは『もてない男っていないのでは?』ということです。

 

彼女がいない、相手がみつからないという男性が多いのは事実です。実際、独身男性の8割は彼女がいないというデータもありますが、だからといって、彼女がいない=もてないとは限らないと感じています。

 

彼女がいないのは、もてないから?

彼女がいないという男性を数多くみてきて(私自身もその一人ですが)、その原因は大きく分かれて二つあるように思えます。

 

一つは女性との出逢いがないということ。男子校出身で、今も男性ばかりの職場で働いていて、友人も男性ばかり。友人も女友達が少ない男しかいないので、女性との接点が極めて少ないというケースです。

 

昔、私もこういった環境にいたので実感しているのですが、これは環境を変える以外に方法はありません。逆にいえば、環境を変えるだけでガラッと変わります。

 

ちなみに環境を変えるといっても、合コンにいくといったことではありません。これは実はあまり効果的ではありません。重要なのは女友達を作るということです。もしくは女友達が多い男と友達になるということです。

 

そうやって、恋愛抜きに女性と会うのが普通になるような環境を整えるほうが重要です。そうなると、女性の知り合いは幾らでも増えるので、恋愛対象となる相手もどんどん見つかります。そのうち、よりどりみどりで、一人に絞るのが大変というぐらいになります。

 

でも、そんなふうに環境を整えて、女性との出逢いが増えたとしても、彼女が出来ない男性もいます。それが二つ目の原因でもあり、私が『もてない男は実はいない』と思った理由でもあります。

 

それは『女性にアプローチしていない』ということです。

 

もてない男は振られた経験が少ない

気になる女性がいるのにデートに誘えない。遊びに誘えない。

 

もてない男というのは、女性に振られるのが怖くて、アプローチしないという人が多いと感じます。だから、正確に言えば振られてはいないんですね。違う言い方をすれば、失恋していません。

 

いつも彼女がいる、一般的に見たらモテル男というのは、実は振られた経験もスゴク多いです。でも多くの女性に声をかけているから、そのなかで付き合ってくれる女性も出てきて、結果的にうまくいっているように見えるというだけだったりします。

 

これは、ちょっと極端な例なのですが、以前、知り合いにナンパのプロのような男がいたので、女を落とす秘訣を聞いたことがあるのですが、答えは『数多くの女に声を掛けること』でした。

 

どんなイケメンで話がうまい男でも、声をかけて成功するのは100人中数人だそうです。なので、最終的には、どれだけ声をかけるかという勝負になるそうです。ナンパの世界でも先輩・後輩の序列があり、先輩は後輩を教えるそうなのですが、最初に教えることは、ひたすら声をかけることなのだそうです。

 

ちなみに、大半の人はそれが出来ず、消えていくとも言っていました。

 

男からしたら、女性にアプローチするというのは、それだけ大変ということです。実際、男からしたら、人生のなかで女性から振られることほど、嫌なことはないかもしれません。

 

だから、後ずさりしてしまうというのも自然なことなのかもしれませんが、そこで勇気を持って、前に進めるかどうかがポイントになるということです。

 

10人連続でふられた男はいない

彼女がいる男性に話を聞いてみると分かるのですが、振られ続けるというケースは実は、あまりなかったりします。この人と付き合いたいと真剣に感じた女性にアプローチする場合、そう何人にも立て続けに振られることはないです。

 

4~5人に声をかけ続ければ、一人は真剣に考えてくれると思います。まして、10人連続で振られるといったことは、まず無いです。だからこそ、気になった人には声をかけてみるべきです。

 

もてない男というのは女性に振られる男ではなく、女性にアプローチしない男です。『俺は女にもてない』と思っている人は、今まで、何人の女性に振られたか、ぜひ自分を振り返ってみてください。

 

実は振られた数は少ないのではないでしょうか。

 

気になった女性に声をかけられるようになることが、もてない男から脱出する近道です。