婚活がうまくいかないと、『理想像が高いのかも?』、『自分のレベルに合わない要求をしているのかも?』、『相手に求めるレベルを落とさないといけないのかも』といった妥協することを考えがちですが、これは決して、良い考え方ではありません。

 

相手をモノとして見ている典型的なパターンだからです。

 

これが『芸能人じゃなきゃ嫌』といった場合にはNGですが、これは高望みとかいう以前の問題です。そういった人は、もちろん考えを変える必要がありますが、そもそも真面目に相手を探しているのであれば、こんな考えは浮かんできません。

 

恋愛や結婚と適当に向き合っているからこそ、こういった考えが出てくるのであり、それは別問題です。

 

婚活の現実を受け入れることと妥協することは違う

真面目に相手を探しているのであれば、『こんな人がいい』という自分にとっての理想のタイプというのは、とことん追い求めるべきです。

 

婚活で相手をみつけたら、それでハッピーというわけではありません。むしろ、そこからが本番です。ここで妥協して相手がみつかったとして、続けることが出来るでしょうか?

 

女性の場合、まだ生活のためにといったこともあるかもしれませんが、男がそこまでして恋愛や結婚を続けるのは大変です。途中で気力がなくなるのは目に見えています。

 

中途半端に関係を持って、そこから別れるとなると大きなダメージです。まして離婚となったら、経済的にも損失を被ります。そんなことをするのであれば、納得いく相手と出会うまでは、付き合わないほうがいいでしょう。

 

男の場合、現実的には一人で生活していても困りません。わざわざ妥協して相手を選ぶよりも、納得いく相手が出てくるまで、とことん待つといった発想のほうが満足がいく結果につながります。

 

婚活にうまくいかない時に、一度考えてみるべきこと

婚活をしばらく続けているけど、うまくいかないという時には、理想像という点に関していえば、妥協ではなく、本当に自分が女性に求めているモノは何か?ということを真剣に見直してみるといいです。

 

見直すというのは妥協するということではなく、常日頃から自分が口にしている理想像というのが、本当に本音なのか確認するということです。

 

出来れば、これだけは絶対に譲れないというものを2~3個リストアップして、その条件に合う女性を捜すというほうがいいです。

 

こんなふうにして突き詰めていくと、案外、どうでもいい条件が沢山あって、それらを除くと、恋愛対象の範囲が広がることが実感出来るはずです。

 

これって妥協なのでは?と思う人もいるかもしれませんが、実際にやってみると、そうではないことに気付くはずです。どちらかといえば、今まで自分で勝手に対象範囲を狭めていたという実感を持つはずです。

 

男性を求めている婚活中の女性はいっぱいいます。地道に相手を探していれば、相手がみつからないわけはありません。みつからないのは様々な原因がありますが、自分自身の視野が狭くなっているのも、その一つです。

 

婚活でうまくいかない人は、一息入れて、自分自身を客観的にみつめてみてください。自分自身の可能性を狭めているものが見えてくるはずです。