このサイトでも書いたことがありますが、婚活をしている人は結婚相談所に目が向くようです。実際に足を運んでいる人が少なくありません。本当に入会するかどうかはともかく、勉強のために説明会や面接に行くだけ行ってみるという人も多いようです。

 

私は最初から結婚相談所は使わないと決めていたので利用経験はありませんが、結婚に対する自分の考えを整理する機会になったという感想を持つ人が非常に多いので、利用してみるのもいいかもしれません。

 

ただ、男の場合、ちょっと注意すべきことがあります。説明会にいけば入会を勧められますが、そこで断れず契約してしまうかもしれないということです。相手は営業のプロですから上手です。しかも結婚相談所の場合、たいてい綺麗な女性がスタッフとして出てくるので、男の場合、なおさら断りにくくなります。

 

そこでキッパリ断ることが出来るという人はいいのですが、押しに弱いという人は、何があっても絶対に契約しないと最初に決めておかないと危険です。流れのまま判を押すということになってしまいます。

 

婚活に甘い幻想を抱くことは結婚相談所の思うつぼ

ちなみに面接の時には、相手の希望を最初に聞かれ、自分の希望に合った女性のプロフィールを見せてもらうことになります。写真付きで見せてくれるはずですが、容姿端麗・プロフィール的にも抜群という人ばかりのはずです。

 

そこで、こんな人を紹介してもらえるのであれば入会してもいいかなという気持ちになりがちですが、ここが要注意です。結婚相談所側は、それが狙いなので、当然男性受けする女性を見せてきます。

 

今の時代、サクラということはないにしても、登録者のなかでトップクラスの女性を選んでみせてきます。(これは女性側に対しても一緒です。)

 

決して、そんな女性ばかりというわけではありませんし、そもそも、幾ら自分好みのハイレベルな女性がいたとしても、相手から選ばれるかどうかは別問題です。紹介というのはお互いに希望して初めて実現することなので、会えるかどうかも分かりません。

 

これは当たり前のことなのですが、綺麗な人の写真を前にすると、つい忘れてしまいます。『こんな人と付き合えたら』と自分の都合の良いことを想像しがちですが、これでは結婚相談所の思うツボです。冷静になりましょう。

 

結婚相談所の利用価値を冷静に判断すること

こんなふうに書くと、結婚相談所に悪いイメージを持たれる人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。利用価値はあります。

 

ただ、ここでお伝えしておきたいのは、本当に自分にとって利用価値のある手段なのか、自分に合っている場所なのかということをキチンと判断すべきということです。何も考えないまま入会してしまうと、後でこんなはずではなかったという結果になりかねません。

 

この後悔を防ぐために相手に流されることなく、自分自身で気が済むまで考えるようにしてください。その結果として結婚相談所に入会するのであれば、それはイイ結果につながる可能性が大です。