私は元々、会話をするのが苦手で、そこにコンプレックスを感じていました。合コンなどで女の子を笑わせている人や、婚活パーティーで女性と話に花を咲かせている人をみると、無性にうらやましいと嫉妬しまくりでした。

 

これを何とか改善したいと思い、会話の方法を学ぶセミナーに参加して勉強しました。その結果、今は普通に話せるようになりました。どちらかと言えば、話し上手の部類に入るようになったのではと思います。

 

そう考えると、婚活をした初めの頃、惨敗したのも良い経験だなとつくづく感じます。そこで感じた悔しい思いがなかったら、話し方を学ぼうなんて気は起きなかったので、振られたことにつくづく感謝です^^

 


余談ですが、人間って大きな失敗や挫折を経験した時に大きく変わることがあり、その経験が人生のターニングポイントになったりします。男の場合、女性から振られるというのは、なかなかの挫折なので、とても良い経験なのだと思います。恋愛で失敗するのって、いいことだなと実感します。

 

婚活に通用する会話術を学ぶ時に頭に入れておきたいこと

私は凝り性なので、一度話し方を学び始めると、はまって勉強しまくりました。実地研修だと言って、話をするためだけに合コンに行ったこともたびたびです。

 

そうやってきたなかで、私が学んだ女性と会話するコツをお伝えしていこうと思いますが、その前に一つだけ、全ての前提条件となるポイントをお話しておきます。

 

それは、『簡単には会話の達人にはなれない』ということです。どんな人でも、ある程度時間をかける必要があります。

 

なぜなら、学ぶべき会話のテクニックは膨大なものになるので、短時間で覚えきれるものではないということ。また、知識として理解したとしても、それを自分のモノにして自然に使えるようになるには、何度もトレーニングする必要があるということです。

 

笑顔でいる、相手の話に相づちをいれる

 

これは初歩的なテクニックですが、今まで実践したことがない人が身につけるとすれば、最終的には無意識で実行出来るようにならなければ意味がありません。

 

話をするたびに『笑顔でいなきゃ』、『相づちをいれなきゃ』と思っていたら、会話自体に集中出来ません。しかも、会話の達人が実行しているテクニックの数は一つや二つではないので、とてもではありませんが意識していられません。

 

車を運転したり、自転車に乗るのと一緒ですが、何度も繰り返して、他のことを考えていても体が勝手に動くというぐらいのレベルにしなければ、実生活では使い物になりません。色々なテクニックを一つずつ、体にたたき込むには時間が必要ということです。

 

ちなみに、3週間毎日意識し続ければ、人間は行動パターンを変えると言われています。

 

婚活の場で使える会話のネタを準備しておく

それに加えて会話の達人というのは、こんな話をすれば盛り上がるというネタを持っているものです。その数が多ければ多いほど達人度があがりますが、これは自分自身の日頃の経験次第なので、すぐにネタを作ろうと思って作れるものではありません。

 

話し方のセミナーに参加した時の経験なのですが、参加者のなかでは、私は話のネタとなる経験が豊富なほうでした。それは旅行好きで30以上の国に行っていたり、酒好きなのでオイシイお店を探して食べ歩きをしたりといったことをしているといった日頃の行動が、ネタになりやすいパターンになっていたからです。

 

これが毎日会社と家の往復、休日は部屋でゴロゴロという生活では、まずネタとなる経験を得ることは出来ません。

 

セミナー参加者のなかでも、ネタが豊富な人というのは多趣味でアクティブなタイプばかりです。旅行やグルメというのは誰とでも話がしやすい鉄板ネタですが、かといって、そう簡単に増やせるネタでもないですよね。地道に時間をかけてということになります。

 

これは他の話題でも一緒で、短期間でネタになるような経験を大量に積むというのは無理なので、ここも時間がかかるということです。

 

テクニックもそうですが、話し方の達人になれるかどうかというのは、結局は自分自身の人間力次第かなと感じています。

 

毎日を真剣に生きていく。結局は、こういった結論に落ち着きます。女性誌でも、良い恋愛をするには自分磨きをしようといった記事が特集されていますが、それと一緒ですね。

 

逆に言えば、地道に努力していけば、誰でも良くなるということです。焦らずに婚活の場で通用する会話術を学んでいきましょう!