婚活・恋活をする時には失敗は恐れないことが何よりも重要です。婚活・恋活を初めて、すぐに恋人と出逢うなんてことは、そうはありません。自分の好みもありますし、相手の好みもあります。そう簡単に理想の相手と出逢えることはないですし、出逢ったとしても相手が自分を選んでくれるとは限りません。

 

女性よりも男性のほうが恋愛対象の幅が広いので、男からアプローチすることが多くなるはずですが、振られる回数は一度や二度ではないはずです。エジソンではありませんが、1回の成功を得るまでに100回失敗するかもしれません。

 

失敗にめげていたら、とてもではありませんが婚活・恋活はやってられません。これは男なら誰でも一緒です。失敗を怖がることはありません。むしろ、失敗は成功への道しるべになることがあります。

 

大きな転機となった婚活中の苦い失敗

私自身の経験で、今でも強烈に覚えていることがあります。婚活・恋活を始めた頃、あるお見合いパーティーに参加しました。男女20人ぐらいが参加するフリースタイルのパーティーでした。

 

そのパーティーでは全ての異性と自己紹介をした後、インプレッションカードという第一印象をチェックして提出するというシステムがあります。自分に好印象を持ってくれた人が分かるので、それをもとにフリータイムで自由に相手を選んで話すという流れです。

 

20人もいれば数人は好印象を持ってくれるだろうと、気軽な気持ちで参加したのですが、スタッフから渡されたカードをみると、好印象を持ってくれた人は一人もいませんでした。ちょっと、これはショックで凹みました(;^_^

 

実は、このパーティーに参加する前に少人数の個室式お見合いパーティーを利用したことがあって、そこでは数人の女性から選んでもらっていました。カップリングしたこともあり、正直今回も大丈夫だろうとなめていました。

 

それがゼロだったので、本当にショックでした。

 

婚活の失敗をきっかけにコミュニケーション能力を磨く

そこで何でだろうと理由を分析しました。それで振り返ってみると、自己紹介の時、話が弾まなかったので選ばれないのも納得でした。と言うより、私自身もテンションが上がらず、好みの人がいなかったというのも事実でした。

 

その一番の理由は趣味が合う人がいなかったことです。私はどちらかと言えば、変わった趣味をしているので、同じ趣味を持った人となかなか出逢えません。そういった人が集まりそうな場所を選ばないといけないなと、まず場選びで失敗したと思いました。

 

同時に、幾ら趣味が合わないといっても、それだけで話が弾まないというのは会話力・コミュニケーション力不足と言えます。これでは、出逢いの幅が狭まってしまいます。

 

話が上手な人は、相手との共通点やお互いに盛り上げられる話題をみつけて、うまく会話を進めるものです。ここは自分の能力不足だなと思い、この経験をキッカケに会話力のトレーニングを始めました。

 

パーティーの次の日には本屋にいって、会話術の本を5冊購入、勉強になったなと思う著者のセミナーや話し方講座に参加しました。(今も参加中です。)トータルで10万円近く使っており、今後も増えそうですが、そのおかげで会話力がかなりアップしています。

 

そのためか、初対面の女性と会話のキッカケを掴むのが上手になりましたし、仕事でも好影響が出ています。一生モノの財産になりそうなので、今では失敗して良かったと思っています。

 

会話力のトレーニングを始めてからフリースタイル式のお見合いパーティーには参加していないのですが、リベンジを兼ねて、そのうち一度行ってみたいなと考えています。

 

あの失敗がなければ、ここまで自分の会話力を見直すことはなかったので、今では貴重な経験だったと思っています。

 

人間、痛い目に遭わないと本気にならないものです。そういった意味では、失敗は成功よりも良い経験です。失敗から学べば、次は同じところでつまずくことはないので、婚活・恋活もどんどん上手になっていきます。

 

こんなことを数年も続けていけば、そのうちモテル男にもなれると思います。

 

失敗を怖がって何もしなかったら、一生でそこで終わります。勇気を持って、どんどん行動しましょう。そして、どんどん失敗しましょう。それが最終的な成功を得るための最短ルートです。