お見合いパーティーは参加者同士が1対1で話すいわゆる個室型のパーティーと、1対1で自己紹介をした後、気に入った人と自由に話をするフリースタイル型のパーティーの2種類に分かれます。

 

形態は違いますが、どちらも1対1で話をする時間が勝負を決めることに変わりはありません。個室型はもちろん、ここしか女性と話す時間がないので当たり前なのですが、フリースタイル型でも1対1で話す前半戦で勝負が決まると考えたほうがいいです。

 

お見合いパーティー

 

後半戦のフリータイムは、パーティーとはいっても5分間x3回といった形式なので、時間は極めて短く、ノンビリ話をすることなど出来ません。必然的に、自己紹介の時に自分が気に入った相手と狙い撃ちで話すことになりますが、これは女性も一緒です。

 

自分が気に入った男性に自分から積極的に声をかける女性も多く、前半戦で気に入ってもらえなければ、まず相手にされません。

 

お互いが気に入っているカップルの間に入る余地など無く、強引に話しかけても邪魔者扱いされて終わりです。

 

いかに自分の印象を残せるか?

 

後半のフリータイムは、前半で目星をつけた相手の最終確認の場といった感じなので、前半で選ばれなければアウトです。

 

とは言っても、前半戦も一人の女性と話せる時間は2~3分。たいした話は出来ません。初対面だからといって普通の自己紹介感覚で話をしていたら、何も相手の印象に残りません。

 

お見合いパーティーは最低でも男女10人ずつはいます。20対20といったパーティーも珍しくありませんが、初対面の相手とそれだけ話をしても、印象に残るのはせいぜい2~3人です。

 

普通の会話をしていたら、まずその他大勢の一人で終わってしまいます。

 

女性の記憶に残るように強烈な印象を与える必要がありますが、そのためにはどうすればいいと思いますか?

 

もし、ここで『うまく話を弾ませる』など話し方に意識がいっているとしたらNGです。

 

先ほども触れたように1対1で話せるのは数分。その間に会話で勝負するというのは、プロの芸人でもなければ無理です。素人が出来ることではありません。

 

では、どうすればいいのか?

 

お見合いパーティーはプロフィールカードで決まる

 

答えはプロフィールカードの記入にあります。お見合いパーティーだと、経歴や趣味、休みの過ごし方など、自分のことを知ってもらうための情報をまとめたカードをお互いに見せ合いながら話をするという流れになります。

 

プロフィールカードが会話のネタになりますが、ここの書き方次第で自分を強烈にPRすることが出来ます。

 

ダメな例は、たとえば趣味のところに『読書、旅行、映画鑑賞』などありきたりのことを書くことです。もし、これが事実だったとしてもPR力という点でNGです。

 

旅行だったら、『アジアで屋台を食べ歩くのが好き』とか、映画鑑賞だったら『コメディ映画が大好きで月2回は絶対に観る』といった感じです。細かく書くのがポイントです。

 

これだと、同じ趣味を持つ人であれば食いついてくれて話が弾む可能性がありますし、そうでなくても『屋台で食べ歩くのが好きな人だ』と覚えてはもらえます。

 

さらに、こういった内容が女性受けするモノだったら完璧です。たとえば、『食べ歩きが大好きで恵比寿、六本木のお店に週末行っています』となれば、『オススメのお店はどこですか?』といった感じで乗ってきてくれる可能性が大です。

 

女性から食いつかれる質問をされるようになったらOK

 

ポイントは女性から質問されるようになることです。質問するという行為は、関心を持ってこそのことなので、その時点で相手に自分の印象を残すことに成功しています。

 

もちろん、社交辞令的な質問では意味がありませんが、本当に興味から質問してくれているのかどうかというのは、すぐに分かるはずです。

 

こうやって自分に関心を持たせることに成功したうえで、今度はあなたからも質問をして、相手の女性に話させるようにしてあげれば完璧です。

 

女性は話すことが好きなので、自分の話を聞いてくれる人には好意を持ちます。自分の存在を印象づけたうえで、今度は相手に話の主導権を渡してあげれば、確実に距離を縮めることが出来ます。

 

これは一つのテクニックですが、ポイントは話し方にあるのではなく、話のネタ作りにあるということです。私はこのことを『エクセレント』という電子書籍から学びました。

 

正直に言えば、私自身、最初はいかに話をするかという話し方のほうが重要と思っていたのですが、その考えが間違っていることに気付かされました。お見合いパーティーでカップリングに成功するコツを知りたい人にはオススメの1冊です。

 

お見合いパーティーに参加しても、なかなかカップルになれない人に読んでほしい1冊