先日、結婚相談所を経営している人と会いました。友達の友達が、そういった仕事をしているということで、全くの偶然なのですが、せっかくなので色々と話を聞かせてもらいました。

 

その方は女性で、スタッフ3名で運営している結婚相談所を東京の渋谷で経営しています。会員さんに対するサポートを手厚くしているため、3名だと大規模で展開することは出来ません。結婚相談所の成婚率

 

小規模でこじんまりやっているということですが、そのかわり成婚率は高く、女性会員の場合、7割ぐらいは1年以内に結婚しているらしく、そのうち2割は3ヶ月以内ということでした。かなりの確率だと思います。

 

これもサポートを手厚くしているからこそであり、これ以上、会員を増やすと難しいということで、小規模だから達成出来る数字のようです。大手の結婚相談所だと、こんなに結婚出来る人の割合は高くないということでした。

 

ちなみに、これって女性会員の数字ですが、男性会員はどうなのでしょうか。

 

気になるところですが、成婚率100%です。実は、この結婚相談所は圧倒的に女性会員が多く、男性会員は殆どいない状態。そのため、入会すると、幾らでも女性を紹介出来る状態なので、すぐに相手がみつかるそうです。

 

その経営者さんと会った時にも、なんとかして男性会員を増やしたいということで、『どうすればいい?』と意見を求められました。

 

男性の成婚率が高い理由

ここだけ話を聞くと夢のようですが、実はこれは一つのカラクリがあります。

 

お気付きの方もいると思いますが、この結婚相談所では、男性会員の入会条件を厳しくしています。かと言って、医者や弁護士でなければダメといったことではありません。いわゆるセレブ系の結婚相談所とは違います。

 

では、どんな条件なのかというと、分かりやすく収入です。年収500万円以上を条件として設定しています。

 

これを聞いて、自分には無理とガッカリされた人もいるかもしれませんが、これが現実です。

 

ただ、理由を聞くと納得する部分もあります。これは、あくまでも東京だからこその話なのですが、家族をもってプラス子供もいてとなると、これぐらいの収入は必要不可欠です。子供の教育費も考えれば、ギリギリのラインです。

 

これが地方であれば物価が安いので、収入のハードルはもっと低くなりますが、東京だとこれぐらいは最低限必要です。

 

女性もこれぐらいの条件は男性に求めるし、紹介する側としても、あまりにも収入の低い男性を紹介すると、女性会員からの結婚相談所に対する評価が落ちるため、避けざるを得ないということでした。

 

そのため、男性会員の数が少なくなってしまっているというのが現状です。ちなみに、男性でも入会を希望する人はたくさんいて、問い合わせは多いそうです。でも、年収でみると300万円前後の人が多く、断っているということでした。

 

年収が低い男性が結婚相談所を利用しないほうがいい

これは、あくまでも、その結婚相談所での話なので、業界全体がそうとは限りません。実際、男性の収入は気にしないという女性も増えています。

 

ただ、結婚相談所というサービスを利用する女性の場合、高額なお金を払ってまで入会しているので、それなりに男性に求めるものも大きいのではと思います。

 

そう考えると、収入の低い男性が結婚相談所を利用するのは避けたほうがいいかもしれません。ミスマッチのような気がします。

 

結婚相談所が、利用しようとしているお客さんに対して不利な話をすることはないと思うので、あえて裏情報として取り上げてみました。