婚活をしていると、どんな人でも断られるケースのほうが多いと思います。特にお見合いパーティーでは顕著になりますが、『この人がいいな』と思ってアプローチしても相手から選ばれない。こんなことがたびたび起きるはずです。

 

婚活の場で女性から断られることが多い理由

これは、ある意味普通です。そう簡単に相性が合うわけではないので、お互いがお互いを指名するというのは確率的にはかなり低くなります。特に女性の場合は慎重です。男の場合、『ちょっといいかも』ぐらいでも指名しますが、女性の場合、本当にその気がなければ指名しません。男が想像する以上に、女性は自分の連絡先を相手に教えることを躊躇するものです。個人差はあるにしても、それなりに気に入ってもらわなければ教えてもらえることはありません。

 

そして、ここが難しいところなのですが、お見合いパーティーのような短時間でしか相手と接することが出来ない場の場合、判断が出来ないということで、結局誰も指名しないという女性は少なくありません。

 

合コンでは接する時間が長くなりますが、それでも数時間。短い時間であることには変わりがありません。そう考えると、よほどの好条件の男でもない限り、アプローチをしても断られる可能性のほうが高いということです。この事実を知らないと、何度も断られるうちに『自分は男として魅力がないのかも』と自信を失ってしまいます。

 

そうなると不安から素の自分を出せなかったり、変に相手に気に入られようとしたりして、不自然な行動を取るようになってしまいます。こうなると、かえって女性からの評価を落とすことにつながり、逆効果です。

 

たとえば、10対10のパーティーに参加したとして、男の場合、気になる子が一人もいないというケースは希だと思いますが、女性の場合、指名無しというのは決して珍しいことではありません。(途中で退席するような強者もいます。)

 

数をこなすのが婚活の基本

恋人候補として見てもらえる女性と出会う確率は、それだけ少ないということです。女性全体でみてもそうなのですが、自分がえり好みをしたうえでとなると、さらに確率は低くなります。

 

男の場合、断られるのは珍しいことではありません。気にせず、どんどんアプローチしましょう。逆に、数をこなすことが恋人候補の女性と出会うためのコツです。

 

そもそもの話ですが、恋人・結婚相手というのは極めて特殊な存在です。人間がこれだけいるなか、たった一人の異性を選ぶのですから、確率論でいったらトンデモないことです。でも、なぜかうまいこと、お互いが惹かれる。これは不思議なことです。私自身、今の彼女と会って、お互いに意識していることを知った時には、嬉しいという気持ちと同時に不思議な気分にもなりました。

 

理屈で考えたら、うまくいかなくても当たり前です。こんなふうに考えて、気楽な気持ちで婚活に取り組みましょう。それが自分に負担をかけることなく、活動を続けるためのコツであり、相手を捜し当てるコツです。