インターネットで検索すると、婚活に苦労している人の話が次から次へと出てきます。何年も真剣に相手を探しているに見つからない。もう疲れ果てたといったことを口にする人も少なくありません。

 

婚活地獄といった言葉が生まれたり、最近では疲れて体調を崩した人を対象にした『婚活疲労外来』といったものを設けた病院も出てきました。

 

それだけ、うまくいかない人も増えてきている証拠なのかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか?

 

婚活で成功するために必要な期間

そもそもの問題として、成功している人が、どれくらいいるのか?という話になります。

 

正確なデータは公表されていませんが、1年以内に結婚相手・恋愛相手がみつかったことを成功とみなすとして、割合でいったら、成功した人は成功しなかった人よりも少ないと思います。

 

私は婚活系のサービスを利用しつつ、結果的には友人つながりという婚活とは違う場所で相手をみつけたのですが、そういった人も含めて1年以内というスパンで見ると、うまくいかなかった人のほうが多いのではと思います。

 

これが2年・3年となると、だんだん成功する人の割合が増えてくると思います。期間が長ければ、それだけ多くの異性と会うことになるので、当然、お互いに惹かれる人と出逢う機会も出てくるからです。

 

婚活に時間が必要な理由

私自身、そうだったので分かることなのですが、こういったサービスを利用する人というのは、普段の生活のなかで出逢いがない人であり、過去数年にわたり、そういった状況に置かれている人だったりします。

 

魅力的な異性と出逢えるチャンスが多い人であれば、わざわざ、この手のサービスを利用することはないでしょう。ある意味、しばらく恋愛から遠ざかっている人が集まる場とも言えます。

 

これも自らの経験も踏まえてのことですが、面白いもので恋愛というのは、ブランクが空けばあくほど相手が見つかりにくくなるものです。彼女・彼氏と別れた直後というのは、案外、女っ気・男っ気があるので、意識的に探そうと思えば、次の相手がみつかるものです。

 

ところが、相手がいない状態が長引くと、なぜか良い出逢いがなくなり、しまいには恋愛どころか、友達付き合いをする異性すらいなくなりがちです。

 

理由は分かりませんが、恋愛って、こういった傾向があります。恋愛体質でなくなるという感じでしょうか。

 

いずれにしても、婚活に取り組む人=長年、相手がいない人となると、その時点でハンディキャップがあるわけです。しかも、お互いにそうだったとすれば、なかなか難しいかもしれません。

 

お互いに緊張したり、意識しすぎたりして、スムーズにいくものもいかなかったりします。婚活で成功しようと思えば、まずは少しずつ恋愛体質を取り戻すことですが、それには時間がかかります。

 

婚活は気長に行ったほうがいい

こう考えると、恋愛相手・結婚相手を見つけるというのは長期戦です。あまり慌てず、じっくり取り組んだほうがいいです。

 

なんとか早急に決めようとすると、焦りが出てきますし、その気持ちが相手に伝わると敬遠されてしまいます。

 

そのうち、自然に見つかるだろうぐらいの余裕を持って取り組みましょう。

 

また、もう一つ成功のためのアドバイスとして、女性と会う時には、『楽しく会話が出来ればいいや』ぐらいの気持ちで会いましょう。楽しい場になれば、次につながりやすくなりますし、そうやって女性との時間を楽しむことが、恋愛体質を磨くことにつながります。

 

しばらく女っ気がなかったという人の場合、まずは女性と接する時間を増やすことを目的にするぐらいのほうがちょうどいいです。そんなふうにして、女性と会う機会を増やしていくと、そのうち良い出逢いも訪れます。

 

単純かもしれませんが、これが婚活成功の秘訣であり、そのためには長い目で見ることです。短期勝負で何とかしようとすると、それこそ燃えつきたということになってしまいがちなので要注意です。